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○ 未病を予防し、読者の皆様みな名医♪ 病気になんかならないぞ!
● !☆( ̄□ ̄) 薬剤師みね6すけの「薬と体のタネあかし」 (^ー^)g
○ ** 2006/7/12 第23回 181部発行 **
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雨上がりの暑い日は、なんとも蒸し暑いですね^^;
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
●本日の内容●
《1》タネあかしクイズ ★中性脂肪って一体なに?
《2》今日のタネあかし ☆中性脂肪は貯蔵燃料
《3》カタカナ用語辞典 ★元気のみなもと「ATP」
《4》シリーズ連載 ☆湿邪を追い払う「勝湿顆粒」
《5》編集後記
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☆《1》タネあかしクイズ ★中性脂肪って一体なに?
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《問題4》
メタボリック・シンドロームの最重要項目「内臓脂肪」。
内臓脂肪の主成分「中性脂肪」って、一体…?
A.グリセリンに1〜3個のコレステロールがくっ付いたもの
B.グリセリンに1〜3個の脂肪酸がくっ付いたもの
C.コレステロールと脂肪酸の合体物
正解は
「B.グリセリンに1〜3個の脂肪酸がくっ付いたもの」
でした!
「中性脂肪」とは、コレステロールとは全く別物ですよ♪
詳しくはこちら
⇒ http://www.genkinotane.com/magazine/022.htm
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●《2》今日のタネあかし ☆「中性脂肪」は貯蔵燃料
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メタボリック・シンドロームにおける最重要診断基準、
「内臓脂肪」・・・
前回、前々回と、
「内臓脂肪とは、主として腸間膜に存在するつまめない脂肪」
「内臓脂肪の主成分は、脂肪酸とグリセリンでできた中性脂肪」
というお話をしてまいりました。
この中性脂肪(主としてTG=トリグリセリド)、
体にとって一体どんな役割を果たしてくれるのか?というと、
主として「貯蔵燃料」としての役目が重要です。
すなわち、TGを分解することで生じる脂肪酸は、
体の新陳代謝に必要なエネルギー物質
「ATP(えいてぃぴぃ)」を産み出すための材料、
という訳ですね。
私達の体が新陳代謝を行う際には、
炭水化物や中性脂肪が燃えることによって生じ
エネルギー物質「ATP」が必要不可欠です。
この「ATP」は、主として炭水化物から生じますが、
炭水化物がある程度燃え尽きた状態になると、
こんどは中性脂肪から生じる脂肪酸を元に、
「ATP」を生み出すのです。
つまり、中性脂肪とは、ATPを生み出す為の
貯蔵燃料、という意味合いが強い物質なのですね。
【今日のタネあかし】
体の新陳代謝に必要なエネルギー物質「ATP」は、
最初は炭水化物が、その後は脂肪酸が燃えることで生じる。
つまり中性脂肪とは、「ATP」を生み出す為の、
貯蔵燃料として働く物質。
・・・・
ここ4回に渡り、メタボリックシンドロームの最重要項目
内臓脂肪についてお話してきました。
内臓脂肪が蓄積してしまうのは、なんらかの原因があって、
体が中性脂肪を蓄積しようとしているからに他なりません。
その原因は人それぞれですが、そこを突き止め、
正しい対処法を講じる事が、メタボリックシンドロームの
予防に繋がるのですね。
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●《3》カタカナ用語辞典 ★元気のみなもと「ATP」
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メタボリック・シンドロームといえば内臓脂肪。
内臓脂肪といえば中性脂肪。
前回・前々回と、中性脂肪を燃やす為には、
消化酵素リパーゼが中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解し、
分解された脂肪酸をβ酸化でさらに分解し、
生じたアセチルCoAをクエン酸サイクルでさらに燃えやすい形に…
というお話をしてきました。
そして、中性脂肪が完全燃焼したときに生じる物質が、
実は今回のタネあかしで登場した物質、
「ATP」なのです。
ATPとは、Adenocine Tri Phosphate(アデノシン3リン酸)
の略で、別名「生体マネー」「生体通貨」と呼ばれています。
なぜかというと、体のほとんどの新陳代謝が、
このATP無しには行われないからですね。
身体を作るのも、傷めた部分を修復するのも、
毒や老廃物を分解するのも、ATPの存在無しには語れません。
このATPが、実は中性脂肪が完全燃焼されたときに生まれる、
全身の元気のみなもとなのです。
中性脂肪が脂肪酸になり、脂肪酸が分解されてアセチルCoAになり、
アセチルCoAがクエン酸サイクルで水素原子になると、
最後にはその水素原子と、呼吸で体内に取り込んだ酸素とで、
水を作ります。
この、水素原子と酸素原子が合体して水が生まれるときに、
生まれる熱を元にして作られるのが、
「生体マネー」ATPなのです。
中性脂肪が完全燃焼する、ということは、
これまで挙げた全ての行程を経て、ATPが生まれる事なのですね。
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中性脂肪を燃やす、というと一言で済んでしまいますが、
その一言の中には、これまでお話してきた全ての行程が
含まれる訳ですから、どのどれか一つが滞ってしまえば、
中性脂肪は燃えません。
つまり、どれか一つの行程を話題のサプリメントで
活発にしても、他の行程のうち一つでも滞っていれば、
そのサプリメントも余り意味のない結果に終わってしまうのです。
大切なのは、身体のあらゆる機能を高めるために、
あらゆる必要なものをバランスよく摂取する、という事なのですね。
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●《4》シリーズ連載「勝湿顆粒」 ☆湿邪を追い払う「勝湿顆粒」
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前回まで、湿邪とそれを追い払う処方について
お話して参りました。
今回はその具体例として、本題の「勝湿顆粒」についてです。
前回お話した「利湿剤」の処方内容と「勝湿顆粒」の配合生薬を
照らし合わせてみますと、以下の通りになりますね。
○発汗・利尿作用等を高めて、
体内の湿邪を追い払う生薬
⇒カッコウ・シソ・ビャクシ・ハンゲ・ブクリョウ
○湿邪がこれ以上生まれないように、
水分代謝に関わる機能を高める生薬
⇒ビャクジュツ・ショウキョウ・タイソウ
○上記の働きを間接的にサポートする生薬
⇒ダイフクヒ・コウボク・チンピ・カンゾウ
生薬の働きは一つではないのですが、大まかに分類すると、
こういった風に考えてよろしいかと思います。
特にこの「勝湿顆粒」は、身体の外から入ってきた悪影響に対し、
初期症状の段階で速めに追い払う「解表薬」としての働きも高く、
いわゆる「夏カゼ」に非常に適した処方となっております。
そんな「勝湿顆粒」ですが、効能には以下の記載がなされています。
勝湿顆粒の効能・効果
夏の感冒 暑さによる食欲不振 下痢 全身倦怠感
まさにこの時期、湿邪にやられた時にはもってこいの処方ですね。
湿気でジメジメ身体が重く、なんだかカゼっぽい…
って感じたら、この「勝湿顆粒」をすぐ飲んで、
湿邪を身体から追い払いましょう♪
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● 編集後記
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ワールドカップ決勝戦で有終の美を飾れなかった、
ジネディーヌ・ジダン選手の頭突きが、
「家族を侮辱された」事によるもの、という釈明が
なされていましたね…
また、その行為に対する批難は甘受するものの、
侮辱した相手にあの様な形で報復した事については、
後悔していないとも言っていたそうです。
フィールド上で相手選手に頭突きなど、
スポーツマンにあるまじきアンフェアな行為…
というのが一般論なのでしょうが、
アンフェアな行為だということを百も承知で、
そういう行動を起こさざるを得なかったジダン選手の胸中は、
察して余りあるものがあります。
それに、スポーツマンにとってあるまじき行為により、
ルールに基づきジダン選手はフィールドを去りました。
が、ジダン選手に試合とは直接無関係の暴言を吐いた、
マテラッツィ選手はどうなったでしょう?
見事ワールドカップのトロフィーを手にしたではありませんか。
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こういうことがまかり通るのがサッカーなのかと思うと、
ちょっと嫌気がさしました。ワールドカップ。
ジダン選手の分かりやすいアンフェアな行為に比べて、
分かりにくい行為であれば批難の対象にならない・・・
これを機に、フェアプレイの是非について、
FIFAにはしっかり検討して欲しいと思います。
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